何かに惹かれて読んだ。
相手が疲れている様子なら、頃合いを見ながら落ち着いたときに。いつもの自分の声より少し低めの声でゆったりとしたテンポで話しかけてみます。
その後の例にも挙げられているが、キャッチボールをする時に相手が取れないような球を投げるのは優しくない行為だと誰もが分かるだろう。コミュニケーションがキャッチボールだとしたら、やはり相手が受け取れそうな言葉を投げかけるのが優しさというものである。
自分の声のプランA、B、Cと自分の中で持っておく、というアイデアも良いと思った。どうしてもハッキリと大きな声で喋ることが正解!のような考えてしまいがちだが、状況や相手に合わせて変えていく必要があるのだから、豪速球、緩め、はたまたフォークボールなど、自分の特色に合わせて、それでも多彩な球筋を持っておくほうが良いだろう。
別れ際の言葉は「相手へのプレゼント」
というのも忘れがちなので気をつけたい。誰かと一緒に過ごす時間というのはそれだけで良いものなのだから、最後に別れの言葉と共に、感謝も伝えることを忘れないようにしたい。
各章ごとのまとめをさらっと見るだけでも面白いのではないだろうか。